「ちゃんとしなきゃ」が苦しいあなたへー頼られることに、慣れすぎていませんかー

「頼られること」が、
嫌なわけではないんですよね。

むしろ、頼ってもらえたら応えたい。
できることなら力になりたい。

仕事では、
周りに迷惑をかけないように。
期待されれば、きちんと応えたい。

家庭では、
家族のことを考えて、
「私がやったほうが早い」と動いてしまう。

そうやって、
一つひとつの役割に
ちゃんと向き合ってきたからこそ、

いつの間にか、

「私がやらなきゃ」
「ちゃんとしなきゃ」

が、当たり前になっていることがあります。

「ちゃんとする」が、自分を苦しくするとき

「ちゃんとしなきゃ」と思えることは、
決して悪いことではありません。

責任を持って仕事をすること。
家族を大切にすること。
誰かの期待に応えようとすること。

それはきっと、これまであなたが大切にしてきたことでもあると思います。

けれど、その「ちゃんと」が続きすぎると、
少しずつ、自分の気持ちが見えにくくなることがあります。

疲れているけれど、まだ大丈夫。
本当は休みたいけれど、今は私がやらなきゃ。
少ししんどいけれど、みんなも頑張っているから。

そんなふうに、自分の気持ちを後回しにすることが増えていく。

そして、ようやく少し時間ができたときに、

「私、本当はどうしたいんだろう」

と分からなくなってしまうことがあります。

頼られることに、慣れすぎていませんか?

誰かから「お願い」と言われる前に動く。
困っている人がいれば、自然と手を差し伸べる。
自分が少し無理をすればうまく回るなら、そうしてしまう。

それを長く続けていると、
頼られることも、頑張ることも、
いつしか特別なことではなくなっていきます。

でも、本当は自分にも、

「疲れた」
「少し休みたい」
「誰かに頼りたい」
「今日はこれをしたくない」

そんな気持ちがあるかもしれません。

その声は、忙しい毎日の中ではとても小さくて、
「ちゃんとしなきゃ」という声に隠れてしまいがちです。

「ちゃんとすること」を手放さなくてもいい

私は、「ちゃんとすること」を
無理に手放さなくてもいいと思っています。

誰かを大切にしたい。
仕事に責任を持ちたい。
家族の力になりたい。

そんな自分も、大切な自分だから。

ただ、誰かを大切にするのと同じように、
自分の気持ちも置き去りにしない。

そのことも、同じくらい大切にしてほしいと思うのです。

「私は今、どう感じている?」
「本当は、どうしたい?」

ときどき、そんな問いを自分にも向けてみる。

すぐに答えが出なくても大丈夫です。

「今日は少し疲れているかも」
「本当は、ひとりでゆっくりしたい」

そんな小さな気づきも、
自分の声を取り戻していくための大切な一歩です。

頼られる誰かである前に、“私”に戻る時間を

仕事での役割。
家庭での役割。
誰かに期待されている自分。

私たちは毎日の中で、いくつもの役割を持っています。

でも、そのどれかになる前に、
ひとりの「私」がいます。

誰かのために動く時間が多い人ほど、
ほんの少しでもいいから、役割から離れて自分に戻る時間を持ってみる。

何かを解決しなくてもいい。
答えを出さなくてもいい。

まずは、

「今、私はどう感じている?」

と、自分の声に耳を傾けてみる。

頼られる誰かである前に、
“私”に戻る時間も、大切にしてほしいと思っています。

今日のあなたは、
「ちゃんとしなきゃ」と、少し頑張りすぎていませんか?

投稿者プロフィール

長南 百合絵
長南 百合絵くれたけ心理相談室(東京本部)心理カウンセラー
東京都品川区のメインルームを中心に、東京23区 神奈川県川崎市にて心理カウンセリングを承っております。エリア外の皆様にも、ズームや電話等によるオンラインカウンセリングにて対応しております。

あなたにとってのウェルビーイング(=心も身体も健康な状態)を大切にしましょう。

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